2026/03/25 (WED)

「eスポーツと今後のウエルネス社会に向けて」公開講演会 開催報告

OBJECTIVE.

本企画は、本学部の理念である「すべての人の生きる歓びのために」とエレクトロニック・スポーツ(以下「eスポーツ」)が今後社会の中でどのように位置づけられ、人々のウエルネス向上においてどのような役割を果たすのか、その可能性と展望を議論することを目的として開催されました。

当日は、東京ヴェルディeスポーツGMをはじめ様々な立場からeスポーツに関わる片桐正大氏、およびテクノスポーツ「HADO」を運営する株式会社meleap事業部長の濱村智博氏を講師にお招きしました。
本学部助教の村本宗太郎による司会のもと、「身体を動かす形でのeスポーツ」の現状と課題、そして未来の展望についてご講演いただき、参加者がeスポーツへの理解を深めるものとなりました。

内容
当日はまず、司会の村本より、身体を用いるeスポーツのあり方について、「エクサゲーム」、「バーチャルスポーツ」といった用語の違いを整理し、それぞれの特徴を解説しました。

続いて片桐氏より、東京ヴェルディにおけるスポーツビジネスの知見と、日本国内におけるeスポーツの展開についてご講演いただきました。また、濱村氏からは、AR(拡張現実)を用いた「テクノスポーツ」としてのHADOの魅力と、その将来性についてお話しいただきました。
当日は高校生から高齢の方、スポーツビジネス関係者、行政関係者まで幅広い層から約25名が参加し、eスポーツに対する社会的関心の高さがうかがえました。終了時間を超えて活発な議論が交わされるなど、関心の高いテーマであることが改めて示されました。

参加者からは、これまでゲームに馴染みのなかった世代からも「年齢やしょうがいの有無を問わず楽しめる可能性を感じた」「この年齢からでも挑戦してみたい」といった前向きな声が寄せられました。また、身体と頭を使う特性から、認知症予防など健康面への効果を期待する意見も見られました。

一方で、学校教育への導入に際しては懸念の声もあり、今後は企業や教育現場を含め、各世代に対してeスポーツの魅力や正しい理解を広げていくことが課題として共有されました。
今回、事前申し込みの段階で、「eスポーツをスポーツとしてどう位置づけるべきか」といった本質的な疑問から、「(ゲームによって)室内に閉じこもってしまうのではないか」という不安、あるいは「知識がないので一から学びたい」という純粋な知的好奇心まで、期待と懸念が入り混じった多様な意見が寄せられていました。
こうした関心に応えるべく、今後も本研究所ではeスポーツに関連する講演会やワークショップを定期的に開催していく予定です。最新の知見を共有し、体験の場を提供し続けることで、eスポーツに関心を持つ方々や地域社会に対し、真摯に貢献してまいりたいと考えています。

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